アメリカ料理といえば、ハンバーガー、ホットドッグ、ジャンクフードなどを思い浮かべるのではないでしょうか?ソウル・フードはもともと南部のアフリカ系アメリカ人が作ってきた伝統的な料理を指しますが、昔から現地で親しまれてきた料理もそう呼ばれることがあります。どのお店で食べてもあまりハズレがない料理を集めてみました。
ターキーディナー Turkey Dinner
アメリカの行事食といえば感謝祭に食べる七面鳥のロースト(ローストターキー)とその他の定番料理。サンクスギビングについての詳細はこちらの過去記事にもあります。
アメリカ農務省のデータによると、毎年60億パウンド(27億キログラム)の七面鳥が供給されるそうです。多すぎてわかりませんね。。
手作りのターキーディナーにチャレンジするのも楽しいですが、ここのところウェブ担当は、Whole Foods Market (現地スーパーマーケット)の期間限定発売のターキーディナーセットを買っています。本格的なディナーが手軽に温めるだけで楽しめて美味しいんですよ。ただし4人分でもかなり量が多いので、何日かにわけて食べます。日本のおせち料理のようです。
BLT
BLTは、ベーコン、レタス、トマトの頭文字をとって名付けられたサンドイッチです。朝食を出すお店にいけば必ずと行って良いほどメニューに入っています。香ばしいベーコンとみずみずしいレタスとトマトがかりっとトーストされたパンと合って、シンプルですが絶妙なコンビネーション。アメリカはサンドイッチが美味しい国だと思います。
バーベキューポーク Barbecue pork
ここ最近日本でもバーベキュー料理への関心が高まっているようですが、アメリカはバーベキュー大国とも呼ばれ、植民地時代以前から親しまれている料理です。テキサス、ノースカロライナ、サウスカロライナ、カンサスシティなど南部の地域では特に名物として知られています。
肉の部位やソース、調理法などで様々な風味が味わえますが、中でもPulled Porkは(写真)豚のバックリブ、スペアリブ(骨つきのお腹の肉)を長時間調理することによって骨から簡単に取れるほど柔らかくした料理で、サンドイッチにはさんで食べるのが人気です。
(バーベキューの奥深さを知りたい方は、地元カリフォルニア大学バークレー校の教授であり作家のマイケル・ポーラン著「人間は料理をする・上 火と水」をオススメします。過去記事バーベキューを楽しもう!もどうぞ。)
ビスケット・イン・グレイビー Biscuits in gravy
ビスケットとありますが、お菓子のとは違い、スコーンに近い食べ物です。温かいビスケットに、肉のうまみたっぷりのホワイトソースに細かく切ったポークソーセージを入れたグレービーソースがかかっています。南部に古くから伝わる料理で、アメリカン・レストランの朝ごはんメニューに必ずといっていいほど見かける優しい味です。
バッファローウィング
鶏手羽肉の唐揚げに、カイエンヌペッパーとホットソースを塗った料理がバッファロー・ウィングです。ニューヨーク州バッファロー市のパブで生まれたこの料理は、バーやスポーツ観戦の場などでも親しまれています。程よい辛さがあとをひく美味しさです。
いかがでしたか?食べたことがないというかたは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。