Hummusをご存知ですか?日本語では「フムス」と呼ばれるそうですが、ここサンフランシスコ・シリコンバレーでは「ハマス」に近い発音で呼ばれています。辞書によると、フムスはイギリス英語の発音で、ハマスはアメリカ英語の発音だそうです。
ひよこ豆を柔らかくゆでてペーストにしたものに、オリーブオイルと塩、レモン汁などを加えた料理で、ピタと呼ばれるパンにつけて食べます。イスラエルや中東で広く食べられています。
アメリカでは、カロリーが控えめなのに高タンパク質で栄養価が高いこと、ピタパンやクラッカーにつけて手軽に食べられることなどからここ数年注目されています。
会社から車で十分ほどの場所に、美味しいハマスが食べられるレストランがあると聞いてランチに行ってきました。Oren’s Hummus Shopというイスラエル料理のお店で、新しいショッピングモールMain Street Cupertinoの一角にあります。
周辺にはおしゃれなカフェやレストランが並び、アパートやホテルも建設されている注目のエリアです。店内はビジネスランチらしきネクタイ姿の男性や、同僚とランチを食べに来たアップル社の社員などでにぎやかでした。
Oren’s Hummus Shop
19419 Stevens Creek Blvd
Cupertino, CA 95014
実はウェブ担当、かなりのハマス好きでして、最寄りのスーパーで売られているカップ入りハマスは全種類を制覇しています。なすのハマス、ガーリックハマス、枝豆ハマス、オリーブ入りハマスなどたくさん種類があるのです。
こちらのレストランでも9種類のハマスがありましたが、ウェブ担当はお店の人おすすめのマッシュルームのハマスを選びました。ボウルにたっぷりと入ったハマス(トップの写真)は、とてもなめらかでクリームのような口当たりでした。スーパーのハマスは柔らかめのこしあんのような食感ですが、これは今までウェブ担当が食べていたものと全然違いました!中にはマッシュルームがまるまる入っていて、ふんわりしたピタパンにはさむようにして食べるとまた違った食感が加わってとっても美味しいです。
ハマスに添えられたピタパンは、通常の小麦粉ものと全粒小麦のもの、またはその両方から選べます。テーブルに運ばれたピタパンは温かくてふわふわと柔らかく、これまで食べていた、薄く歯ごたえのあるピタパンとは全く違うものでした。全粒小麦(Whole wheat)のピタパンも香ばしい香りがします。
量がたっぷりなので、何人かで分け合ってアペタイザーとして食べても良さそうです。次は友人と来ようと思います。
お店の人によると、ナスのハマスとラム肉のハマスもおすすめだそうですよ。サンドイッチやサラダなど他メニューも豊富です。このレストランの隣に、テイクアウト専門のお店もあります。お出かけしてみてはいかがでしょうか?