サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフで人気なのがダンジネスクラブ。毛ガニよりひとまわり大きなサイズのカニで、現地では毎年11月中旬から12月はじめに解禁となります。しかし今年はカニの成長が遅く、一部地域で漁獲が制限されているので値上がりしています。
レストランに食べに行きたいけど時価で食べるのがこわい!でもカニは食べたい!という方へ(それはウェブ担当)、ダンジネスクラブの買い方、食べ方をご紹介します。
ダンジネスクラブが買える店
身近なところでは、99 Ranch Marketのような水槽を備えたスーパーマーケットなどでも販売されています。(現地スーパー情報はこちらです。)
アジア系スーパーが狙い目
99 Ranch Marketで買ったところ、お値段が他と比べてかなり手頃(1匹13ドル程度)で、しかもその場で蒸してくれます。水槽から取り出してもらったカニを、Could you steam it?とお願いすれば15分ほどで蒸して手渡してくれます。
漁船から直接買い付ける
新鮮な獲れたてを入手するなら、ハーフムーンベイの港に停泊している漁船から直接買い付けます。Pillar Point Harborという港が評判です。行く前に電話すると(650-726-8724にかけ、案内が聞こえたら3を押す)、自動音声でその日に何が買えるか教えてくれます。(ウニが売られていることも!)
ダンジネスクラブの選び方
カニは大きめで肉厚のほうが甘みがあり、身も取り出しやすいので、お店の人に頼む時はking sizeが欲しいと言って出してもらいます。ですがお店の人によると、今年はやはり小さいものばかりとのことでした。
ダンジネスクラブの食べ方
シンプルに塩茹でして、酢醤油やポン酢で食べるのが美味しいという方が多いのですが、私はガーリックをたっぷり使ってローストするのが好きです。
まずは足を外し、甲羅をはがします。不要な部分を取り除いて身を割り、にんにく、オリーブオイル、塩胡椒をまぜて華氏375度のオーブンで15分ほど焼きます。飾りのパセリと、熱々にレモンをかけて食べると美味しいです。
カニを自分でさばけない場合は、お店の人に”Could you clean up and crack it?” とお願いすれば、いらない部分を取ってバラバラにしてくれます。ちなみに、現地ではカニ味噌は有害物質が入っていることがあり食べないほうが良いと言われているので、ほぼ捨てられてしまいます。
ダンジネスクラブのさばきかたは、わかりやすい動画がたくさん出ていますのでhow to cook dungeness crabなどで検索するのもオススメです。
サンフランシスコ・シリコンバレーの旬の味をぜひおためしください。