長い夏休みも終わり、いよいよ今月から新学期がスタートします。直前になって慌てないよう計画的に新学期の準備しましょう。エレメンタリースクールの例をご紹介します。
始業の2週間以上前
入学準備
新学期から入学する際は必要書類を学区や学校に問い合わせたり、ウェブサイトで確認しておきます。
生活リズムを整える
早寝早起きをして生活のリズムを整えます。少なくとも2週間前から心がけるのが良いそうです。
英語に慣れる
夏休みは家にいる時間が長く、英語に触れる時間が短くなりがちです。英語の本を読んだりビデオを観たりして、目と耳を英語に慣らしておきます。
服を揃えておく
アメリカの公立学校は制服がありませんが、7月中頃からお店ではBack To School Saleと呼ばれる学用品や登校向けの衣類の安売りが始まります。ジャケット、シャツ、パンツ、スカート、靴下などサイズに合った服を揃えましょう。8月は年間で二番目に衣服の売上が多いそうです。
学用品の準備
通常夏休み前に、学校から必要なもののリスト(Supply List)の案内がありますので、始業の前までに揃えておきます。(新学期が始まってから揃える学校もあります。)学校が始まる1週間前ごろから、文具を扱うTargetやStaplesなどのお店はとても混雑していて、始業日が近くなると欲しいものが売り切れている場合もありますので、早めに揃えておくと良いでしょう。オンラインショッピングも手軽です。その他にクラスで必要なものもありますが、学校が始まってから担任に確認します。
日本ではランドセルや指定のかばんを卒業まで使用しますが、こちらでは好みのバックパックとランチバッグ、水筒を揃えます。毎年買い換える子もいれば、質の良いものをずっと使う子もいます。
始業直前
日程
始業日は授業の終了時間がいつもより早めの学校が多いようです。確認しておきましょう。
新クラスと担任
始業日前にクラス分けの表が貼りだされたり、手紙で案内が来たりします。始業日当日に迷わないよう、クラスの位置を確認しておきます。
始業後
学校全体とクラスのボランティアが募集されますので、希望があれば申し込みます。
書類や申し込み
学校からの必要書類や申込用紙が始業時に配布されますので、内容を確認し、必要な物に必要事項を記入して提出します。主に以下の書類があります。
- 緊急時の連絡先、病院、病気、保護に関して。家族以外の連絡先および州外の連絡先を記録する必要があります。
- ランチの申し込み(システムは学校によります。)
- 課外活動やチャイルドケアの申し込み
- 音楽やスポーツのクラブの申し込み
- 市のレクリエーションセンターが運営する課外クラスの申し込み
- 学校に付属したExtended Care(学童保育)の申し込み
- スクールバスの申し込み
- 学校名簿のための連絡先の確認
- その他、写真使用の許可や学校の確認事項のサイン
Back to School Night、Parent Night
始業からまもなく、夕方に保護者が出席するミーティングがあります。学校全体の運営に関する説明、PTA役員の紹介、各学年のクラスで担任の紹介と1年間の内容、授業の進め方、宿題のルールなどの説明があります。特に渡米後間もないご家族やまだ学年が小さなお子様などは必ず参加することをお勧めします。仕事を持っている親も参加できるように、時間帯は夕方から夜にかけてです。お子さまの参加はできませんので、お子さまをお友達にお願いして両親で参加されたり、どちらかがお子さまを見てどちらかが参加されるなど事前に都合をつけておきましょう。
学校ボランティアに関してはこちらのページをご覧ください。
学校のボランティアについて