住む部屋が決まると、その間取りに合う家具が必要になります。渡米された方はどのようにして家具をそろえるのでしょうか?また、日本へ帰国されるときはどのようにして家具を処分しているのでしょうか?家具レンタルサービスについてもお知らせします。目次はこちらです。
家具をそろえる方法
どんな家具が必要?日本から家具は持って来るべき?
家電製品はどうする?
家具を処分する方法
レンタル家具は手軽に家具がそろい、処分も必要なし。
家具をそろえる方法
海外赴任の方は、任期が決まっていることが多いので、TargetやIKEAといった比較的手頃な家具がそろう店で購入する方が多いようです。前任の方から譲り受けたり、日本人からの口コミや日系新聞、インターネットの売ります・買います(クラシファイド)の記事を利用して中古を買う方法もあります。
どんな家具が必要?日本から家具は持って来るべき?
アメリカの家で一般的に必要な家具はこちらです。
- リビングルーム・・ソファー、コーヒーテーブル、サイドテーブル、テレビ、テレビスタンド
- ダイニングルーム・・・ダイニングテーブル、椅子
- ベッドルーム・・・マットレス、ベッド、ナイトスタンド
- それぞれの部屋の照明・フロアランプ(日本のように、天井に照明設備が設置されている部屋は少数です。)
その他に、収納棚、本棚、ドレッサーなどが必要になるかもしれません。輸送できる荷物の量は限られていますので、大きな家具は現地で揃えるのが一般的です。
家電製品はどうする?
現地のほとんどの賃貸住宅では、冷蔵庫、電子レンジ、オーブン・電気コンロ、洗濯機、乾燥機、暖房など家電製品が備え付けられています。
また、アメリカと日本では電圧が違います。
アメリカ 120v, 60Hz
日本 100V 50~60Hz
日本の家電製品をアメリカで使用すると、製品に負荷がかかり故障や火災につながることがありますが、最近の日本製品は海外で使用できるものが増えていますので、仕様書で確認します。
現地で揃えられる家電の例
- 電子レンジ
- 掃除機
- 電話
- アイロン
- コーヒーメーカー
- ドライヤー
- ミキサー
現地で手に入りにくい、または日本の方が高機能な家電の例
- 炊飯器
- DVD・ブルーレイプレイヤー(リージョンが違います)
- こたつ
- 布団乾燥機
- ホームベーカリー
- フィッシュロースター
- 扇風機
- ホットカーペット
家具を処分する方法
日本に本帰国する際、日本から持ってきた家具は持ち帰り、アメリカで購入した家具は売るという方が多いようです。こちらの家具はサイズが大きいので、引越し荷物の制限量を超えてしまったり、日本に持ち帰ってみたら玄関から入らないということもあるようです。
家具を処分したい時には以下の方法があります。
- オンラインで専用ページを作成し、売りたい家具の情報と写真を掲載する。知り合いにメールやSNSで拡散したり、現地日系新聞やウェブサイトのクラシファイド欄に情報を掲載したりして個人売買する。
- 友人とガレージセールを開いて売る。
- セカンドハンドのお店に寄付する。(おもちゃやベッドマットなど、ものによっては受け付けてもらえないものもあります。)
- 不要品回収のサービスを利用する。一部の集合住宅では、住民のためにいらなくなったおもちゃや衣類などを回収してくれるサービスがあります。
- 粗大ごみとして処分する。各市で、電話やウェブサイトで申し込むと、粗大ごみを無料で収集してくれるサービスが提供されています。ただ、処分できる家具の数が1つだけだったり、利用できる回数は年に2回までといった制限があります。お住まいの市のウェブサイトのPublic Work Departmentのページから、Garbege, bulky itemなどで検索すると情報が得られます。
個人売買は、収入が得られること、物を無駄にしないことが魅力です。買いたい側から連絡を受け、家に実際に見に来てもらい、相手が気に入れば引き取ってもらえますが、買い手が見つからない場合は何度もこのプロセスを繰り返す必要があります。大きな家具ですと担当の引越し業者から買い手の家に運んでくれる場合もありますが、車で引き取りに来てもらえることを条件に売ることが多いようです。売るものに値段をつけるなど細かい作業があること、知らない人と売買する時のトラブルなどを考慮しておきます。こういった作業の時間を考えれば、思い切って家具を処分するのも良いでしょう。
レンタル家具は手軽に家具がそろい、処分も必要なし
単身の方からお子様連れのご家族まで、ライフスタイルに合わせて家具をお選びいただけます。パッケージですべての部屋の家具をそろえることもできますし、単品をレンタルすることもできます。必要なときに短期間でご用意でき、処分する手間も必要ありません。
レンタル家具パッケージ例:
単身者向け
ご夫婦・2名様向け
家族パッケージ1(ご夫婦とお子様お一人向け)
家族パッケージ2(ご夫婦とお子様お二人向け)
キッチン用具やバス用品などのレンタルもございます。
詳細は、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
contact@japanrelocation.net
家具レンタル詳細ページ(PDF)