アメリカでは、11月と12月はホリデーショッピングのシーズンです。特にサンクスギビングの翌日のブラックフライデー、その次の週の月曜日はサイバーマンデーと呼ばれ、小売店やショッピングサイトで大規模なセールが実施されます。
今年のサンクスギビングは11月28日ですので、翌日の29日がブラックフライデー、12月2日がサイバーマンデーとなります。
今回は、欲しいものを安く買うためのコツをお知らせします。
1 欲しいものと予算をリストアップする
あらかじめ欲しいもののセール外の値段を調べ、どのくらい安ければ買うのか決めておくと、予算オーバーが防げます。アメリカではこの時期に大量買いをしてクレジットカードの返済に苦しむ人が多いそうです。
2 ブラックフライデーのウェブサイトで、広告をチェック
11月に入ると、各販売店でセールの広告が発表されます。特に欲しいものが思いつかなくても、広告を見るだけでも楽しいです。人気のお店はAmazon.com、 BestBuy、Target、Wallmartなど。
わたしのおすすめのウェブサイトは、BestBlackFriday.comです。約250店のセール情報があり、店舗の営業時間や商品検索もわかりやすいです。(ちなみに、セールのため特別にサンクスギビングの日の夕方から夜中の1時までオープンするお店もあります。)
商品の値段も調べられますが、多少違っていることもあるので、各販売店のウェブサイトを調べると良いでしょう。
他にも、ブラックフライデーの価格比較ができる携帯アプリなどもあります。
3 お店で下見や試着をしておく
身に着ける靴や服などは、試着しておけばセールで迷わず買うことができます。
4 ソーシャルメディアを利用する
お店のツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアをフォローすると、セールの詳細を知ることができます。またウェブサイトでニュースレターに登録すれば、メールでまとまった情報を得ることができます。
5 商品返却のポリシーをチェックしておく
ウェブサイトで、商品を返却・交換できるか、できるのであれば期限はあるか、費用はかかるかなど調べておきます。「(販売店名)return policy」などで検索できます。
6 プライスマッチング
プライスマッチングとは、ある商品のセールの値段がA店とB店で差があった場合、低い値段で買えるシステムのことです。例えばある靴が、A店で90ドル、B店で85ドルでセールとなっていた場合に、A店に行ってBと同じ値段にしてもらうことができます。
マッチングできるかは、ウェブサイトに情報があります。「(販売店名) price match policy」で検索すると見つかります。買った日および買ってから決まった期間以内に、お店に行って安い販売店の広告やアプリなどで値段を証明すると、差額を返金してもらえます。少しハードルは高いですが、買った後に他の店でもっと安い値段で見つかった時などに便利です。
最後に 安全な買い物を
ここのところ、サンフランシスコ・ベイエリアで車上荒らしが頻発しています。私の近隣の市では、2日間に約30件の車上荒らしがあったそうです。車の座席には何も置かないよう、トランクに入れたり貴重品は必ず持ち歩くように、と警察署から情報がありました。お気をつけください。
また、地元のニュースでこんな記事もありました。オンラインで買い物する際、クレジットカード情報を入力するページでハッカーが情報を抜き出すE-スキミングに注意するよう、FBIが注意を呼びかけているそうです。被害を防ぐには、アカウントを作成して支払い情報を保存しておき、フォームに入力する機会を減らす、Apple PayやPaypalを利用するなども有効だそうです。また、クレジットカード情報だけでなく、パスワードを複雑なものにしたり二段階認証システムを利用して、アカウントのセキュリティを守ることも重要だそうです。
ーーー
いかがでしたか?このセールでは情報も膨大ですし半額やそれ以上の割引も多いので、早めに準備をしておくと売り切れや買いそびれが減らせると思います。
毎年あまり関心がなかったブラックフライデーですが、今年は買いたいスキャナーや工具があるので、今から準備したいと思います。皆様も良い買い物ができますように!