妊娠中または小さなお子さんを連れての渡米が決まり、引越し荷物に入れるベビー用品に悩む方も多いと思います。今回は、日本から買ってくるという方が多いベビー用品をまとめました。友人や周囲の意見も参考にしています。
ご家庭で好みがありますし、お子様によっても必要なものが違いますので、一つの参考例としてお読みください。
現地でも意外と手に入る、日本のベビー用品
最近は日本のオンラインショップから直接配送できるものが増えましたし、アメリカのアマゾンでも日本の製品を多く扱っています。ユニクロなど日系のお店もありますので、以前と比べてとても便利になりました。ただ、日本で買うより割高になり種類は少ないです。可能であれば、使い慣れたものは多めに買ってくると良いと思います。
0〜1歳
紐で縛るタイプの長・短肌着
日本の新生児向けの肌着は、前開きでそでぐりや幅がゆったりとしているので、赤ちゃんを寝かせながらさっと着替えさせることができます。現地の肌着は頭からかぶせ(前開きもあります)、股でスナップボタンを止めるボディスーツタイプがほとんどです(写真)。新生児はとにかくオムツ交換の回数が多いので、日本の肌着が使いやすいという方が多いです。
ガーゼのハンカチ
顔を拭く時や沐浴に、柔らかいガーゼが重宝します。現地には厚手のガーゼタオル(何枚も重ねたフキンのような)はありますが、小さくて薄いタイプはありません。ガーゼは英語でMuslinです。
離乳食
現地の市販の離乳食は、1種類または2、3種類の食品のピューレが主流です。例えば人参やりんごとバナナのピューレなどです。日本の離乳食の方が味にバラエティがあるようです。
歯ブラシと歯磨き粉
子ども向けの歯ブラシは、日本のサイズが小さくて使いやすいので実家から送ってもらうという方が多かったです。我が家の場合はアメリカの歯磨き粉の香料(風船ガムやチェリー味など)もなじめず日本のものを使っていました。
靴
年齢に限らないのですが、現地の靴は幅が狭くて足にあわないので、日本から買ってくるという方が多いです。物にもよりますが値段も日本が安めです。
1歳以上
トイレトレーニング用便座
英語ではpotty training seatといいます。日本のものとの違いは、取っ手が便座の左右についていて、前についてるタイプがないことです。お子さんによっては前に取っ手があるタイプを好まれるので、あれば日本から持ってくると良いと思います。
フォークとスプーン、はし、お弁当箱
アメリカの子ども向けフォークとスプーンは、個人的にとても大きく感じたので日本で買いました。おはしも現地の日系スーパーなどで買えますが、種類は少ないです。日本の人気キャラクターがついたお弁当箱もあまり見かけません。
アメリカのオンラインショップで買える日本のベビー用品
- はさみタイプの爪切り(nail scissors)
- 鼻吸い器 (nose suction)…アメリカではスポイトタイプが一般的です。日本と同じものはオンラインショップで買えます。
- 離乳食用はさみ(baby food scissors / cutter)
- 綿棒(Baby swabs)…アメリカのベビー用綿棒は、日本のものと比べてかなり太いです。調べたら日本の綿棒がアメリカのオンラインショップにもありました。
最後に…お母さんの授乳服
現地でもかわいいマタニティ服がたくさんあるのですが、日本の授乳服は機能的でおしゃれ、しかもお値段も安いので買うという方が多かったです。
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私も子どもが小さい頃、現地のベビー用品に悩んで、実家から送ってもらったり、友人にお古を分けてもらって助けられました。アメリカで買うと良いベビー用品も、いつかご紹介できたらと思っています。お引越し準備の参考になれば幸いです!