日本では何気なく使っていた表現や習慣が、海外ではマナー違反と取られることがあります。アメリカで失礼と思われる言動を集めてみました。(個人的な意見もあります)
1. 運転中にクラクションを頻繁に使う
日本で運転中に、お礼をしたい時にパッシングをしたり、クラクションで挨拶をすることがありますが、現地では危険を避けるためのみに使います。またクラクションを必要以上に使うと、怒っていると取られることがあります。道を譲る時やお礼を伝えたい時は、手を上げて合図する人が多いです。
2. 人を指さす
人差し指で人を指すのはとても失礼なので、指すときは手全体を使います。私は人と話していて、そういえばあなた〜だったよね?と確認する時に無意識に人差し指で相手を指してしまいそうになります。日本では問題ありませんが、現地では相手を不快にさせてしまいます。
3. 間違ったジェスチャーをする
これは有名ですが、日本の「こっちへ来て」のジェスチャー(手の甲を相手に見せ、指を下に向けてひらひらさせる)は、現地ではあっちへ行けと言う意味に取られます。これもついやってしまいそうになります。。。
4. 買ったものの値段を聞く
例えば話している相手が持っているバックが可愛いと思った時に「それ、いくらで買ったの?」とつい聞いてしまいたくなることがありますが、値段を聞くのはマナー違反です。(相手との親密度にも寄るかもしれません)
5. 人との距離が近すぎる
ハグなどスキンシップが多いアメリカですが、意外に人との距離は保っていて、日本の街や電車の中の方が他人とくっついてるように感じます。現地では、人との心地よい距離は60センチ以上と言われます。例えば狭い通路で、前に立っている人のそばを通り過ぎる時はエクスキューズミーと声をかけ、相手が道をあけてから通り過ぎます。体が触れるくらい近づくのは失礼です。
6. ファーストネームで呼ぶ
その場の雰囲気や状況で違うのですが、ビジネスの相手や、医師や学校の先生と話をするときは、まずは敬称(Mr. Mrs. Mis. Dr.など)と姓で呼びます。女性には、相手から特に言われなければMs.をつけたほうが無難です。名前で呼ぶのはカジュアルな雰囲気の時ですが、同僚やアパートの管理会社、またはお店によっては名前で呼んで親しみやすさを表現することもあります。
7. 肌の色を話題にする
これも話の内容や状況で変わってくるので難しいのですが、話す相手の人種や肌の色について直接言うことは失礼です。日本人同士では色黒や色白など話題にすることがありますが、現地では誤解されることがあるので避けた方が無難です。