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Living in Bay Area

2017年5月2日

[カテゴリー: 暮らしの情報 ]

日本からアメリカへペットを連れてくるには

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渡米が決まり、可愛がっている犬や猫を現地に連れていきたいという方は弊社のお客さまの中にもいらっしゃいます。サンフランシスコ・シリコンバレーでペットを飼うために必要な準備や、現地のペット事情などを二回にわたってお知らせします。

アメリカ入国の手続き

現地へのペット持込みに関する情報

日本を出国するには、農林水産省動物検疫所での狂犬病等についての検査及び輸出検疫証明書が必要です。日数がかかることも予想されますので、渡米が決まったらすぐに問い合わせましょう。
農林水産省動物検疫所 犬、猫を輸出するには

アメリカのペット輸入を管轄するのはアメリカ疾病予防管理センターです。ウェブサイト(英語)や、米国大使館(上記サイトに連絡先があります)で情報を集めます。
入国には、犬は狂犬病予防接種が義務付けられています。猫は、国とカリフォルニア州では推奨され義務ではありませんが市によっては必要です。

飛行機に乗る際ペットは貨物の扱いとなり、必要な書類がありますので、ご利用の航空会社にお問い合わせください。各社のウェブサイトにもペットの輸送方法や事前の準備などの情報があります。

現地での手続き

おすまいのカウンティでライセンスを取る (Animal Licensing)

カリフォルニア州、州内のカウンティ(郡)、市とそれぞれにペットに関する法律があります。犬はライセンスを取得すること(Animal Licensing)が義務付けられています。猫は前述の通り推奨とされていますが、市によってライセンスが必要となっています。例えば、サンマテオカウンティではサンマテオ、ベルモント、レッドウッドシティは義務となっています。

ライセンスを取るには、現地の獣医(veterinary)で必要な書類をもらいます。ペットの健康診断や、他に必要な予防接種などについても相談できます。

申込みは各カウンティの窓口や動物愛護協会(Human Society)で受付けており、インターネットでも登録できます。ライセンス料は、動物の種類、避妊手術の有無、ライセンスの有効期間などで費用が変わり、数ドルから100ドルを超えます。取得すると首輪につけるタグが渡され、ペットが迷子になった場合に見つける手段となります。

行政はペットに関して厳しい法律を設けています。例えば、飼い主が犬のライセンスを取得していない場合には、高額の罰金が課されます。また狂犬病予防接種を受けていない犬はドッグパークやその他のサービスが受けられないことがほとんどですし、ペットが人を噛んだり傷つけた場合にはカウンティへ通報され、動物管理局(Animal Control)の監視下で最悪の場合には殺処分となります。飼い主が責任を持ってペットをケアすることが求められているのです。

まとめ

ペットを日本からアメリカへ連れてくるには、以下のような手続きが必要になります。

  1. 動物検疫所に問い合わせ、必要な書類を準備しつつ、輸出検査の日時を調整。
  2. 航空会社にペットの輸送について問い合わせる。
  3. ペットが飼える賃貸物件を探しておく。
  4. 動物検疫所の輸出検査を受け、輸出検疫証明書の交付を受けた後渡米
  5. 獣医を予約する。
  6. ライセンスを取得する。

弊社はお客さまとペットが一緒に海外生活を楽しめますよう、サポートさせていただきます。

次回は現地の賃貸アパートのペット事情をお知らせします。

(上記の情報は2017年5月2日現在のものです。)

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