先日、子どもの学校の社会科見学に付きそって、ごみ集積センターの見学に行ってきました。子どもたちと一緒に、リサイクルごみを分別する作業の様子を見たり、現地のごみ問題などについて話を聞いてとても勉強になりました。
日本の処分方法とかなり違っていることもあり、弊社のお客様からも、ごみの捨て方についてお問い合わせいただくことがありますので、2回に分けてお知らせします。
ごみの分別・処分方法は、各自治体(サンフランシスコ市、サンマテオカウンティ(郡)、サンタクララカウンティ(郡)、サンノゼ市、バークレー市)によって多少違いますが、ほぼ同じルールです。
週に一度収集されるごみ
一軒家やタウンハウスでは、ごみをコンテナに入れ、指定日の朝に家の前に出しておくと、ごみ収集車が中身を収集してくれます。
- 一般ごみ(焼却ではなく埋め立てとなります。- 黒またはグレーのコンテナ)
- リサイクルごみ (プラスチック容器、ガラスびん、缶、紙、ダンボール – 青コンテナ)
- コンポスト用生ごみ(庭の植物、生ゴミはコンポストとして再利用されます。集合住宅では一般ごみとして処分されることもあります。- 緑コンテナ)
アパート・コンドミニアムは、ガレージや指定の場所にある大型コンテナに集められ、週に1〜2度収集されます。
その他のごみ
大きなサイズのゴミ、有害なごみなどは、上記のコンテナに捨てることができません。指定の集積所で無料で引き取ってくれます。詳細については定期的に郵便でお知らせが届く市もあります。
- 大型家具 (Bulky Items) マットレス、テーブル、本棚、冷蔵庫などは、ごみ収集業者に予約を取り引き取りに来てもらいます。コンドミニアムですと、年に数回、敷地内に処分用のコンテナを設けるところもあります。また、お店で新しいマットレスを買うと、配達時に古いマットレスを引き取ってくれます。
- 危険物、化学製品 (Hazardous waste)ペンキ、薬、蛍光灯、電池、医療用注射針、ガスボンベなど。薬はドラッグストアや警察署、ペンキは販売店で引き取ってくれるところもあります。
- 家電製品 蛍光灯、コンピューター、DVDプレイヤー、掃除機、クーラーなど
- クリスマスツリー 年末年始にかけてクリスマスツリーとして使った大量の生木の処分は、指定された日にコンテナとは別に収集されます。有害ではありませんが、サイズが大きいのでコンテナにはいれません。
各集積所は、市のウェブサイトで、Garbageと検索すると情報が得られます。また、Recology という会社が、サンフランシスコ・シリコンバレーの自治体のごみ収集を委託されています。ウェブサイトでお住いの地域を選択すると、ごみの捨て方などの情報が得られます。
次回は具体的なごみの分別法などについてです。