先日の、「住まい選びの条件は?」の続きです。
住まいを選ぶ際に以下のような条件があると書きました。
- 治安
- 公立学校の教育レベル
- 勤務地や学校までの距離
- 家賃の値段
- 建物の種類(一軒家か集合住宅かなど)
- 間取り・広さ
- 駐車場
- 家電製品の状態・洗濯機は部屋についているかなど。
- アメニティ
- ペットOKか
- 喫煙OKか
その中で、1の治安と、2の公立学校の教育レベルの高さは関係すると書きました。今回はもう少し詳しく書いてみます。
治安と教育レベルはどう関係しているのでしょうか?
優秀な学区の傾向は、当たり前かもしれませんが、保護者が教育熱心です。塾や習い事、家庭教師などで子どもの勉強をサポートしている家庭が多いですし、授業の内容にも関心があります。
それだけでなく、学校のサポートにも力を入れています。例えば、カリフォルニアの公立のエレメンターリースクールでは、学校行事やクラスのイベントのお手伝い、学校への寄付金集め (公立学校にもあります)、なかには授業の準備なども保護者ボランティアが中心になっています。そして良い学校ほど、親がボランティアに協力的です。学校と親が一緒になって、子どもの学力を上げるよう努力をしているのです。
教育レベルの高い学区は人気があるので、家の値段が上がります。値段の高い物件に住めるのは経済的に余裕のある人や高学歴の人が多いので、犯罪が起きにくい環境になります。そのあたりの事情は、アメリカではとてもはっきりしています。
公立学校の学区について、詳しくはスクールディストリクト情報をお読みください。
http://www.japanrelocation.net/education/108/
マップ付き学校情報もございます。
http://www.japanrelocation.net/education/114/
各学校の教育レベルは、こちらのサイトで調べることができます。
Greatschools.org
http://www.greatschools.org/
このサイトでは、学力テストのスコアなどを基に、独自の方法で全米の小・中・高校がランク付けされており、学区選びにもっとも利用されるウェブサイトです。ランク上位の学校を調べ、その学区内に家を探すと良いでしょう。
具体的に、どの住居がどこの学区に入っているかは、各スクールディストリクトのウェブサイトを調べるのが確実ですが、こちらのサイトでも見られますので、ご参考になさってください。
School and District Boundaries Map
http://www.greatschools.org/school-district-boundaries-map/
今後、知りたい情報、
それでは、楽しいクリスマスをお過ごしください。