サンフランシスコ・シリコンバレーといえば、IT系企業が並ぶ都会のイメージですが、街の中心地から車で20分〜30分の距離に自然公園がたくさんあり、ハイキングやキャンプなどが楽しめます。ご家族と鳥のさえずりを聞きながら朝食を食べたり、たき火を囲んでおしゃべりしたりと自然を満喫できるキャンプの情報をお届けします。
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気軽に行けるおすすめキャンプ場
キャンプのご飯事情
キャンプ持ち物リスト
安心して過ごすためのルール
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近隣でキャンプ場を探すのはコチラがおすすめです。
Reserve America
キャンプ場が予約できる全米最大のウェブサイトです。4月には夏休みの予約でいっぱいになるキャンプ場も多いので、早めの予約がおすすめ。キャンセルが出た際にはメールで空き情報を知らせてくれます。
通常1サイトに車2台、8人まで宿泊できますが、テントサイトの広さや日陰の有無など詳しいことが知りたい際は直接キャンプ場に問い合わせると教えてもらえます。価格は1サイトに1泊25ドルからと経済的です。日帰りで使えるテントサイトもあります。
お子さん連れの初めてのキャンプには、急に体調を崩すなどして引き返さなければいけないことも考えられますので、家の近くで交通のアクセスが良い場所を選ぶことをおすすめします。以前ウェブ担当が山の中のキャンプ場へ行った夜、隣のテントサイトのご家族の赤ちゃんが泣き止まず、夜中の2時にテントをたたんで真っ暗な山道を帰っていかれました。とっても気の毒でした。。
気軽に行けるおすすめキャンプ場
Anthony Chabot Campground
9999 Redwood Rd, Castro Valley, CA 94552
このキャンプ場は、オークランドダウンタウンから車で20分。周辺にスーパーもあるので忘れ物をしても安心です。携帯電話がつながりますので、忙しい方はメールをチェックすることもできます。シャワールームも設置されています。
キャンプ場からトレイルでお散歩もできますし、朝方には野生の七面鳥が見られることも。キャンプ場から見下ろせる湖ではボートや釣りが楽しめます。(水遊びはできません。)現在は工事のためヘイワードからの道路が通行止めになっています。
Del Valle Campground
7000 Del Valle Rd, Livermore, CA 94550
リバモア市の中心地から10マイルほどの距離にあるデルバジェ湖は、キャンプや釣り、ボート遊びができるレジャースポットです。ライフガードが常駐する川辺では、お子さまと安心して水遊びができます。夏は高温になることが多いので、キャンプ場は木陰のテントサイトおすすめします。シャワー室も比較的新しいです。
キャビン・ロッジに泊まれるキャンプ場
テントの準備がめんどう、という方には、山小屋など宿泊施設にに泊まれるキャンプ場もあります。Reserved Americaの左メニューから、”Look for”のプルダウンメニューで”Cabins or Lodging”を選ぶと検索できます。
キャンプの食べ物事情
ほぼすべてのテントサイトにピクニックテーブルとバーベキューピットが設置されいますので、たき火やバーベキューが楽しめます。ソーセージを焼いてホットドッグにしたり、漬け込んだ肉を焼いたり、バーナーを持っていって朝ごはんに卵やホットケーキを焼くのも楽しいです。食事に時間をかけたくないという方は、あらかじめ味付けした食材を焼くだけにしたり、それも面倒という方は食べ物をテイクアウトして持っていったりしています。マシュマロを焼いてクラッカーで挟んだお菓子、スモアの用意を忘れずに!
キャンプ持ち物リスト
車に荷物を積めるので、持っていきたいものはできるだけ準備していくことをおすすめします。
持ち物の例
- テント
- ランタン、ハンドライト
- アウトドア用バーナー、ガス缶(お湯を沸かしたり、バーベキュー以外の料理に使えます。カセットコンロでも良いですが、標高が高い場所ですと火力が弱くなり使えないことがあります。)
- 寝袋
- マット、必要であればマット用の空気ポンプ
- 着替え(長袖は必ず用意)、サングラス、帽子、防寒具(夜は寒くなるところが多いです。)
- 虫除けキャンドル、スプレー、虫刺され薬、救急セット、常備薬
- BBQ用ツール(詳細はコチラ、「ベイエリア食通信 Vol.2 バーベキューを楽しもう!」の記事をどうぞ)、着火ライター、薪・チャコールなど
- 食べ物、飲み物 水、食べ物、クーラーボックス(氷)、食器、温かい飲み物セット(ティーパック、コーヒー、パーコレーター、フィルター、カップ、保温ポットなど)
あると便利
- 折りたたみ椅子(火を囲んでゆっくり過ごしたい時に)
- テーブルクロス(木のテーブルは砂ぼこりで汚れていることが多いです。)
- キャノピーテント・タープ(日差しが強い時に重宝します。現地ではピクニックテーブルにキャノピーを立てることが多いです。)
- 調理器具(しっかり料理したい方向け)フライパン、なべ、ボール、水用タンク、菜箸、フライ返し、おたま、トング、バーベキュー用くし、マグ、食器(紙皿など使い捨てのものもOK)、キッチンペーパー、包丁、まないた、はさみ、ラップ、アルミホイル、ジップロック、アルミのトレイ(BBQ用。あれば)、キッチンタオル、ごみ袋、ウェットティッシュ、クーラーボックス(氷)
- テント内掃除用の小さなほうきとちりとり・ポータブル掃除機
安心して過ごすためのルール
- キャンプ場の注意事項を確認する 夜間はキャンプ場の入り口が閉鎖されます。また、自分のキャンプサイト以外の場所では、アルコールを飲むことは禁止されています。キャンプ場には様々なルールがありますので、事前にチェックしましょう。
- ペットを連れて行くとき ペットを連れていけるキャンプ場は多いですが、立入禁止の場所や、リードでつながなかればならないなどルールがあります。
- 食材の保管をしっかりと 食品をテーブルの上に置いておくと、夜間に野生動物に荒らされることがあります。クーラーボックスや車の中に食べ物を保管しておきます。クマが出るキャンプ場ですと、食べ物の匂いに誘われたクマに襲われることがありますので、備え付けの食材庫に必ず入れておきましょう。車内に入れておくのも危険な場合もあります。
- 虫・植物対策 マダニやハチ、うるし(Poison oak)が繁殖するキャンプ場があります。足元は服でカバーする、草むらに入らない、虫除けスプレーをするなどして対策しましょう。